デュアルライフの拠点として、自宅以外の住まいを「借りる」「購入する」というほかに、「住まいのサブスクリプション」という選択肢もあることをご存じですか?サブスクリプション(以下、サブスク)とは、「定額制のサービス」を指します。つまり一定の期間毎に利用料を支払うことで製品やサービスを利用できる権利を取得できるのがサブスクのとなります。住まいのサブスクも自分に合った使い方で利用できれば、ますますデュアルライフが身近なものに!
その種類や利用方法をご紹介します。
「デュアルライフを始めたい」。そう思ったときにまず決めなければいけない重要なこと。それが「拠点」です。
自宅を一つの拠点とするなら、もう一つの拠点となる地域と場所を選ぶことは必須。
目的によって、海の近くが良いのか、山の中が良いのか、中心部が良いのかは変わってくるし、そもそも滞在したことのない地域に、居を構えるなんて簡単ではありません。
実家や知人宅に宿泊しながら地域を選べるという好条件もなかなかないでしょう。
そんなとき、利用してみたいのが、ホテルや空き家などを活用した宿泊施設のサブスクリプション! デュアルライフという暮らし方と共に、住まいのサブスクの種類も増えていて、自分に合ったサービスが選べます。さらにサブスクなら、いわゆる「二拠点」にこだわらない「多拠点」での生活も見えてきます。日本中、いえいえ、世界中に拠点を持ちながら暮らす。そんな暮らしも夢ではないのです。
住まいのサブスクは、主に単身向けのものが多いですが、中には家族と一緒に利用できるものもあります。各社とも特徴あるサブスクをタイプ別に用意。代表的なサービスを具体的に紹介していきます。
コワーキングスペースのあるドミトリータイプのホステルから一流ホテルまで、全国1017以上の施設を、月額2,980円~利用できます。
ひと月の滞在日数に応じて、1泊まで宿泊ができる「ライト」2,980円、3泊できる「スタンダード」8,820円(2カ月目以降9,800円)、5泊できる「スタンダードプラス」15,800円など5つのプランがあり、休会も可能なので気軽に利用しやすいのが特徴です。
各プランを利用することでコインが付与され、コインで部屋のグレードアップができるなどのサービスも。日本のほか、海外509都市735拠点があるので、海外と行き来するデュアルライフも可能になります。
「空き家問題」を解決しながら、新しい暮らし方を提案。全国に210カ所以上の家があり、どの部屋を選んでも住み放題。
初期費用・光熱費なしで、14日利用できる「きほんのプラン」月額44,000円(最低契約期間90日)のほか、契約期間が30日という「おためしプラン」月額55,000円、31日利用できる「たっぷりプラン」月額88,000円(最低契約期間90日)があります。
地方の家や都心の家、個室やドミトリーなどタイプが選べて、同伴者も無料で利用できる家もあるため、家族とも一緒に過ごしたい人にはおすすめです。
家の管理や会員の暮らしのサポートをしながら、地方の方・会員同士の交流の懸け橋となる「家守(やもり)」がいるのが特徴。
全国24都道府県35カ所(2022年4月現在)のホステルに泊まったり、住んだりすることができます。
最短1カ月から開始でき、1カ月間3泊まで宿泊できる「お試しパス」9,000円、家とホステルの2拠点で暮らせる「二拠点パス」22,000円~(曜日の選択により料金が異なる)、全国のホステルで暮らせて、住民票も置くことができる「ホステル暮らしパス」45,000円~があり、同伴者1名まで無料になる「ホステル暮らしパス・個室プラン」99,000円も。住むとホステルパス提携施設にも泊まり放題になるシェアハウスなど、さまざまな暮らし方に対応しています。
デュアルライフに対応する「二拠点パス」は、1年契約すれば、月額16,500円で泊まり放題となりおトクです。
首都圏を中心に約440物件のシェアハウスが利用可能。
タイプ別に、ドミトリー、セミプライベート、個室とがあり、物件によって金額が異なりますが「空き家」を利用しているため安価なのが特徴です。無料で別のシェアハウスに転居できるのも安心できる点。
シェアハウスの場合は、初期費用30,000円、共益費10,000円+システム利用料1,100円で利用が可能に。
基本的にシェアハウスタイプですが、ワンルーム物件を対象とした「家具付きアパートメントタイプ」も提供しています。
そのほか、首都圏を中心とする「unito」、「HAMLET」などもあり、地方に自宅を置き、都心には必要のある時だけ滞在するというサブスクの活用の方法も考えられます。
住まいのサブスクは単身での利用を前提としたサービスが多いですが、家族同伴のタイプもあるので、まずは試してみてはいかがでしょうか。
どの地域が暮らしに合うのか、どんなデュアルライフのスタイルがいいのかを、考えるきっかけに利用する方向も。1年ほどかけて、ゆっくり場所を探すのもデュアルライフの醍醐味ですね。
単身者や単身で行動することを考えるなら活用度は大。自分だけのスタイルで、デュアルライフを始めてみませんか。
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