二拠点生活/副業・兼業のためのポータルサイト
二拠点生活 / 副業・兼業のためのポータルサイト
デュアルライフ(二拠点生活)におすすめの場所と働き方を紹介
デュアルライフ(二拠点生活)において大切なのは「どこで生活するのか」「どのように働くのか」ということです。デュアルライフの内容はどこに住むかによって大きく変わり、働き方とも密接に関係してきます。この記事では、デュアルライフにおすすめの場所や働き方、よくある質問を紹介します。
デュアルライフ(二拠点生活)におすすめの場所
ここでは、デュアルライフにおすすめの5つの場所(市町村)を紹介します。市町村によっては、デュアルライフに関する支援制度を充実させていたり、便利な施設を保有していたりします。また、豊かな自然環境も大きな魅力だといえるでしょう。
秋田県にかほ市
秋田県にかほ市は、市内への移住を検討している県外の人を対象に、オーダーメイド型のお試し移住体験ツアーを開催しています。インターネットを通じて市の魅力を積極的にPRしており、より多くの人を移住やデュアルライフという形で受け入れようとしているのが分かります。
秋田といえば雪を連想する人も少なくないでしょう。しかし、にかほ市は降水量が比較的少なく、秋田県内では桜の開花時期が最も早いため比較的温暖な地域として知られています。 美しい景勝地である「象潟海岸」や日本百名山にも選ばれている「鳥海山」を市内に抱えており、豊富な観光資源を有する風光明媚な町でもあります。
岩手県北上市
岩手県北上市の中心部には、健康と子育てを支える拠点「hoKko(ほっこ)」があり、子育てのサポートを受けることができます。hoKkoには屋内遊び場や一時保育室だけではなく、レンタルキッチンやカフェなども揃っており、子どもだけではなく、その保護者も一緒に楽しめる施設となっています。
豊かな自然も北上市の大きな魅力だといえるでしょう。市の西部に広がる「夏油高原」にはスキー場があり、冬になればウィンタースポーツを楽しむことができます。 夏油高原には複数の温泉もあるため、美しい景色を楽しみながら温泉に浸かれるというのも魅力的です。
※北上市でデュアルライフに興味のある方は、こちらの記事もどうぞ。
チアリーダーや会社員時代の経験をもとに、心と体の健康をサポート。|デュアルライフ東北・新潟
新潟県妙高市
新潟県妙高市は、住まいや子育てなどに関するさまざまな支援制度を整えており、短期利用も可能な農園付きの住宅「クラインガルテン妙高」も用意しています。クラインガルテン妙高の全棟にはエアコンが設置されているため、快適に過ごせるでしょう。
日本百名山に選定された「妙高山」を市内に有しており、ハイキングや本格的な登山を楽しめます。豊富な雪量も妙高市の大きな魅力のひとつです。市内には9つのスキー場があり、冬はウィンタースポーツを満喫することができますよ。
青森県八戸市
青森県八戸市はGoogleMeetを活用したオンライン移住相談などを行っており、積極的に県外から人を受け入れようとしています。
太平洋に面しており、夏は偏東風(やませ)の影響で比較的涼しい日が多く、冬は日本海側に比べると降雪量が少ないのが特徴です。このような気候の穏やかさも八戸の魅力だといえるでしょう。市内には、10km以上にわたり美しい景観が広がる「種差海岸」があり、芝生の上でのんびりとくつろいだり、家族と遊んだりすることができます。
また、市内の「館鼻漁港」では、3月中旬から12月末までの毎週日曜に大規模な朝市が開かれており、新鮮な魚介類をはじめとした買い物を楽しめます。
※八戸市でのデュアルライフに興味のある方は、こちらの記事もどうぞ。
デュアルライフ(二拠点生活)におすすめの働き方
ここでは、デュアルライフにおすすめの3つの働き方を紹介します。この働き方でなければデュアルライフが送れないわけではありませんが、より少ない負担で仕事と両立することができるはずです。
フリーランス
フリーランスのシステムエンジニアやクリエイターであれば、一般的なサラリーマンに比べて自由な働き方が可能なため、デュアルライフに向いているでしょう。インターネット環境とパソコンがあれば場所を選ばず仕事ができるため、デュアルライフには最適だといえます。
契約内容によってはクライアントのオフィスに通わなければならない場合もありますが、基本的には自由な場所で働けますし、納期を守ればスケジュールも柔軟に調整することが可能です。
リモートワーク
リモートワークとは、いわゆる在宅勤務のことを指します。二拠点目(リモートワーク先)で仕事をすることを勤務先に認めてもらえれば、働きながらのデュアルライフが可能になります。
リモートワークといえば、システムエンジニアやデザイナーのような仕事を連想する人が多いでしょう。 しかし、最近は「リモートワークの営業職」などもあり、幅広い職種でリモートワークが導入されています。なお勤務先に無断で二拠点目でのリモートワークを行うと、処分される恐れもあるので注意が必要です。
週休3日以上の正社員
リモートワークでなくても、休日が週に3日以上あれば、休みの日に二拠点目でゆっくりと過ごせるでしょう。最近は、正社員であっても週休3日以上の働き方を選択できる会社が増えています。
ユニクロや日本マイクロソフト、みずほフィナンシャルグループといった有名企業も週休3日以上の働き方を選べるようになっています。正社員の場合、フリーランスや個人事業主と違って雇用が不安定ではないのも大きな魅力ですね。
休日が多くなる分、給与が低くなってしまう場合もあるため、その点には注意が必要です。
デュアルライフ(二拠点生活)に関するよくある質問
ここでは、デュアルライフに関するよくある質問を2つ紹介します。いずれも、デュアルライフを検討している人の多くが気になることなので、ぜひご参考にしてください。
二拠点生活で住民票はどちらに置くべき?
住民票は公的サービスを受けるために必要なものであるため、基本的には本拠地、つまり「滞在する頻度が高い拠点の地域」に置くことが推奨されます。デュアルライフをする場合であっても、住民票を置けるのは1つの地域のみです。
公的サービスを受ける頻度が多い拠点や、さまざまな手続きをしやすいのはどちらの拠点かを考え、滞在期間が長い拠点のほうを選ぶようにしましょう。
住民票を置いていない地域で公的サービスを受けられなくなる可能性がありますが、地域によってはデュアルライフをしている人向けのサービスが充実している場合もあります。デュアルライフ先を選ぶ際は、そうしたサービスの有無を確認するようにしましょう。
二拠点生活で住民税はどうなる?
デュアルライフをする場合、住民税は、住民票を置いているほうの市町村に納付することになります。2つ以上の市町村が同じ人に同時に住民税を課すことはないため、デュアルライフを送っている場合であっても、1つの拠点(市町村)にて課税されることになります。
住民票を置いている拠点(市町村)が生活の場だと認められなかった場合は、差額を徴収されたり、附帯税が課せられたりする場合があるので注意しましょう。
税務署は住民税を算出するために、ガスや水道の使用量を確認したり、近所の人に聞き込みを行ったりして「そこが本当に生活の場なのか」を細かくチェックすることもあります。
まとめ
この記事では、デュアルライフにおすすめの場所(市町村)や働き方、よくある質問を紹介しました。もしも「ここでデュアルライフをしてみたい」という場所があれば、ご自身でさらに詳しく調べてみても良いでしょう。
より充実したデュアルライフを送るために、デュアルライフ先で副業を行う人も最近では増えてきました。どのような副業があるのか調べるために活用したいのが、副業マッチングサイトです。さまざまな副業が紹介されているだけではなく、実際に働いている人の体験談なども掲載されているため、非常に読み応えがあります。
ここでは、東北6県 + 新潟の副業支援系サイトを紹介しますので、参考にしてみてください。
青森県: あおもりサイドジョブセンター
秋田県:副業・兼業 | 秋田県プロフェッショナル人材戦略拠点
岩手県:シゴトバクラシバいわて
宮城県:ダブルワークみやぎ
山形県:PARASUKU
福島県:福島県人材マッチングサイト
新潟県:ともるい
※この記事は2025年1月現在の情報を基に作成しています。 今後変更されることもありますので、ご留意ください。