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副業している人が多い職業は何?副業しやすい会社や副業をする理由を徹底解説 

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副業を始めることを検討している場合、どのような人が副業をしているのかについて把握しておけば参考として役立ちます。また、副業を行う理由についても知っておくと、自分が副業を始めるきっかけになるでしょう。

そこで本記事では、副業しやすい職業や副業できる会社の特徴などを解説します。

副業をしている人が多い職業は?

世の中には様々な副業がありますが、本業の職種によって副業への取り組みやすさが変わります。本記事では、副業を行っている人の割合が多い職種を紹介します。

コンサルタントや不動産専門職には、副業に取り組んでいる方が多いです。コンサルタントとは、経営や事業に課題を抱えている企業や行政機関などから依頼を受けて、課題解決に向けた支援を行う職業です。

主な役割として、調査・分析を経て改善策をチームで提案・実施します。比較的自由度の高い職種であるため、副業にも取り組みやすいといえるでしょう。

また不動産専門職は、不動産所有者に代わって不動産の価値を維持・向上させる専門職です。不動産の運用に関して高度なスキルや経験が求められる職種であり、修理修繕や賃貸住宅の入居者募集、商業施設のテナント募集などを担うPM(プロパティマネジメント)と不動産以外の資産も含めて運用業務を担うAM(アセットマネジメント)の分野に分かれます。

クリエイティブ系の職種は、デザインや企画、創作などに携わる仕事を担います。デザインに関わる分野としては、Webデザイナー・ゲームデザイナー・イラストレーターなどがあり、文章に関わる分野ではコピーライターやWebライターなどが挙げられます。

他にも動画クリエイターやフォトグラファー、プロジェクトを指揮するプロデューサーとして活躍している方もいます。最新のトレンドに詳しく、コミュニケーション能力が高い方に向いている仕事といえるでしょう。

IT・通信系エンジニア職は、AIの活用やIoT、DX推進などの流れから多くの業界でニーズが高まっている仕事です。ITエンジニアはITまわりのインフラを整備したり、システムやアプリを開発したりする業務に携わります。

ITエンジニアの中でも、無線ネットワークを設計・開発する技術者を通信系エンジニアと呼びます。ITと通信領域の技術は切り離せない関係にあるため、IT関連の市場規模の拡大に伴って活躍の場は広がっています。

副業を始めた理由と満足度は?

副業を始める理由は人それぞれですが、どのような理由で副業を始めたのかを知っておくと自分の考えを整理しやすくなるでしょう。そこで、副業を始めてみた理由と満足度について解説します。

株式会社アイデムの調査によると副業を始めた理由には、「自由に使える資金を得たいから」が最も多く挙げられます。また、「自分の技術・能力を試してみたいから」、「本業では得られなしスキルや経験を身につけたいから」など、興味や関心から副業を始められる方も存在します。

※参考:アイデム「2022年副業・兼業に関する調査-個人編-」

未経験のジャンルに挑戦すれば、新たなスキルを身につけたり経験を積んだりできます。そのため、副業で身につけたスキルや経験を本業で活かすといったケースも考えられるでしょう。

同調査では副業を始めれば収入が安定し、働くことに対する充実感を得られていると実感している方が多いです。仕事に対する前向きな気持ちを副業によって養うことができ、結果的に本業に対する意欲も高まるきっかけにつながっているのでしょう。

本業を副業と組み合わせることで、ワークライフバランスの実現を図りやすいと実感している方も多いです。働き方に対する価値観が変化しているため、自分に合った仕事と向き合える環境が整っているといえます。

副業をするメリットとデメリットは?

副業への取り組みにはメリットがある一方で、デメリットも存在します。それぞれについて詳しく解説します。

副業に取り組むことのメリットには、新たな人脈作りやスキルの習得が挙げられます。本業では出会わないクライアントや同業者などとの交流が活発になるでしょう。

また副業を継続すれば新しいスキルを身につける機会が得られるので、本業にも活かせるでしょう。さらに金銭管理や時間管理、クライアントとの交渉などを自分で行うため、必然的に経営感覚も身につきます。

将来的に起業を考えている方であれば、副業から始めてみる方法もおすすめです。

副業を安易に始めてしまうと、日々の生活や健康に支障が出てしまう恐れがあります。副業の負担が大きくなって本業に支障が出てしまうと、何のために副業をしているのかわからなくなってしまうでしょう。

また副業では、クライアントとの仕事を通じて知り得た守秘義務を守る義務があります。うっかり情報を漏らしてしまうと、契約違反となるだけでなく、損害賠償を請求される恐れもあるので注意が必要です。

副業ができる会社の特徴は?

副業に取り組みやすい会社には、特徴がありますので、どのような特徴を備えているのかを見ていきましょう。

スタートアップ企業やベンチャー企業などは、副業に対して比較的理解があるといえます。なぜなら、多様なバックグラウンドを持つ人たちが集まりやすい環境であるため、副業についてあまり偏見がないからです。

また新しい会社は十分な社員教育を自社でまかなえない可能性があるので、副業を通じてスキルアップしてほしいと期待している部分もあるでしょう。

業種や職種によっては、リモートワークがメインの働き方になっている会社もあります。元から時間や場所にとらわれない働き方をしている会社ならば、副業についても理解があるはずです。

社員が他の業界や異なる職種で経験を積むことに対して前向きに捉えてくれる会社も多いので、キャリアアップの幅を広げられるでしょう。

フリーランス支援などのサービスを行っている会社ならば、自社の取り組みでも推奨しているため、副業を行いやすい環境にあるといえるでしょう。そうした会社で勤務している場合は、副業で経験したことが本業にそのまま活かせる部分も多いかもしれません。

社内だけの業務では見えていなかった部分も、副業を通じて外部と関われば視野を広げるきっかけになるでしょう。

副業を継続するための注意点

本業をしっかりと取り組みながら、副業を継続するために、事前にチェックしておきたい点を詳しく解説します。

会社員として勤めているならば、就業規則の内容を確認しておくことが大切です。副業に取り組む条件などが記載されている場合があるので、必ずチェックしておきましょう。

就業規則で副業が認められている場合でも、競合他社での仕事は本業に支障が出てしまいます。そのため「競業避止義務」をしっかりと守って、副業に取り組むようにしましょう。

副業において、書面で契約を結ぶことは重要です。契約には仕事内容・報酬・納期などを明確に記載し、双方の責任を明らかにしましょう。これによりトラブルや誤解を防ぐことができ、法的な保護や業務の透明性の確保にもつながります。そのため、どのような案件でも契約を事前に締結するようにしましょう。

副業可能な企業を探すには?

副業可能な会社への転職を考えている方なら、主に「SNS・検索エンジンで探す方法」と「転職エージェントで探す方法」の2つがあります。それぞれの特徴について解説します。

基本的に、検索エンジンやSNSで探す方法が、手軽でおすすめです。企業の公式サイトや運営しているSNSなどから、副業に関する情報を集められます。

実際にその企業で働いている方の口コミサイトなども参考にすれば、リアルな勤務状況を把握できるはずです。またスタートアップ企業やベンチャー企業ならば、比較的副業を認めている会社が多いので、企業規模や業界ごとに副業可能かどうかをチェックしてみるのも良いでしょう。

自分ではなかなか見つけられない方の場合、プロである転職エージェントに手伝ってもらう方法もあります。転職エージェントを活用すれば、インターネットには出てこない求人情報もたくさん出てくるため、希望に合った条件で働ける企業を見つけやすくなります。

転職エージェントと面談を行う際には、副業ができる会社をお願いしたいと担当者に伝えましょう。担当者と一緒になって探せば、効率良く目当ての会社を探せるはずです。

まとめ

副業しやすい職業としては、コンサルタントや不動産専門職、クリエイティブ系の職種、IT・通信系エンジニアなどが挙げられます。ただし、実際に副業が可能かどうかは勤務先が定める就業規則の内容にもよるので、事前にチェックしておきましょう。

また実際に副業を始めてからも、案件選びや時間管理には気をつけておく必要があります。無理のない範囲で副業に取り組み、スキルアップやキャリア開発につなげてください。

※この記事は2023年月12月現在の情報を基に作成しています。 今後変更されることもありますので、ご留意ください。

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