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二拠点生活のデメリットとは|メリットや失敗しないための注意点も紹介

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二拠点生活は新しく2つ目の生活拠点を設け、双方で生活するライフスタイルのことを指します。例えば、東京都内のマンションで生活している人が、岩手県の民家を借りて往来するようになれば、それが二拠点生活です。

二拠点生活には、メリットもデメリットも存在します。本記事では二拠点生活のデメリットについて、メリットや注意点などを交えながら解説します。

二拠点生活のメリット

近年、二拠点生活が人気を集めています。どのようなメリットから注目されているのでしょうか。ここでは、二拠点生活のメリットについて解説します。

日頃過ごしている地域と異なる場所で暮らせば、いつもとは違った刺激的な生活を期待することができます。目に見える景色も違えば、時間の流れも変わるでしょう。そこで獲れた美味しい食材を食べ、地域の人たちと関わることで、新しい発見があるかも知れません。

知り合った人たちとの交流が深まれば、新しいネットワークが広がる可能性もあります。景色、食べ物、関わる人たちが一気に変わることで生活にメリハリが出るでしょう。

都会で暮らしている人が地方に2つ目の生活拠点を設ければ、豊かな自然の中で生活する喜びを感じられるはずです。雄大な山や美しい海、都会では見られない綺麗な星空が心と体を癒してくれるでしょう。

キャンプや釣りといったアウトドアも気軽に楽しめますし、広い庭を活かしてガーデニングをすることもできます。春になれば山菜採り、秋になればキノコ狩りが楽しめます。また、子どものいる人なら、自然の中で子育てできる点にも魅力を感じるかも知れません。

二拠点生活をするにあたり、一定の条件を満たすことによって、国や自治体から補助金を受けることができます。

たとえば「地方創生移住支援事業」の制度を活用すれば、最大で100万円の補助金を受けられます。東京23区内に暮らしている人が東京圏外に移住して(住民票も移す)事業を開始することなどの支給条件があります。気になる方は下記をご覧ください。

内閣官房・内閣府総合サイト 地方創生「移住支援金」blank

各自治体も様々な補助金を用意しているので、これらを活用すれば、二拠点生活へのハードルが下がるでしょう。補助金の金額や支給条件は自治体によって異なるので、気になる人は各自治体の窓口に相談することをおすすめします。

二拠点生活のデメリット

非常に魅力的に思える二拠点生活ですが、デメリットも存在します。ここでは、二拠点生活のデメリットについて詳しく解説していきます。

生活の拠点を増やすため、様々な費用がかかります。

二拠点生活をスタートするための初期費用としては、住宅を購入するための頭金(賃貸の場合は敷金や礼金)、家具や生活用品の購入費などが挙げられます。家具や生活用品の購入には30万円程度必要になると想定しておきましょう。

二拠点生活のランニングコストとしては、既存の生活拠点から移動するための交通費などが挙げられます。新幹線などを利用して移動する場合、高額になってしまう可能性もあります。

仕事が休みの日だけ新しい拠点で生活するのであれば心配する必要はありませんが、二拠点生活のために転職する場合、仕事内容によっては収入が不安定になる可能性があります。

例えば、会社勤めのエンジニアをしていた人がフリーランスになれば、社員の時のように毎月安定して収入を得ることは難しくなるでしょう。

新しい生活拠点に選んだ地方で仕事を探したとしても、都会に比べて有効求人倍率が低かったり、給与が低かったりする場合があります。また、希望の職種に就けない可能性もあるので注意しましょう。

都会で暮らしていた人が地方で二拠点生活を始めた場合、都会とは異なる生活スタイルに戸惑うかも知れません。

電車が1日に数本しか来ない駅もありますし、鉄道が廃線になっている地域も存在します。車移動がメインなので、運転免許を持っていない人は苦労する可能性があります。都会のように24時間営業のコンビニも沢山あるわけではないので、買い物で不便に感じるかも知れません。

地方で二拠点生活を始めるなら、都会とは異なる生活スタイルに慣れる必要があります。

二拠点生活を始める前に知っておきたい注意点

魅力的な二拠点生活ですが、相応の準備が必要です。軽い気持ちで始めてしまうと、結果として二拠点生活を後悔する可能性もあります。ここでは、実際に二拠点生活を始める前に注意すべきことを解説します。

二拠点生活で重要なのは、2つ目の生活拠点までの距離です。あまりにも遠すぎると、移動時間がかかるだけではなく、交通費も高くなります。どこで二拠点生活を始めるかを検討する際に、移動距離と必要な時間を確認しておきましょう。

東京都内に住んでいる人であれば、四国や九州ではなく、車で数時間以内に行ける福島や新潟などがおすすめです。

地図上の距離が近くても、あまりにも山奥だったりすると移動に時間がかかりますし、身体への負担も大きくなります。予算、時間、体力を考慮したうえで、どこで二拠点生活をスタートするか決めましょう。

移動距離だけではなく、交通アクセスの良し悪しも重要なポイントです。公共交通機関での移動を検討しているのなら、可能な限り、交通アクセスの良い場所を選びましょう。

電車やバスの本数、特急や新幹線が停まる駅からの所要時間などをチェックしておくことが大切です。

アクセスが良くても、交通費があまりにも高額になる場所では費用負担が厳しくなるので、その点にも気を付けましょう。特に、ご夫婦やご家族で二拠点生活をする場合、公共交通機関であれば人数分の交通費がかかってしまうので、注意が必要です。

本当に二拠点生活が成り立つか、しっかりと確認しておきましょう。収入と支出を事前にシミュレーションしておき、問題なく2つの拠点で暮らせるか確かめておくことをおすすめします。

安定した収入を確保することも重要ですが、2つ目の拠点を設ける地域の物価を把握し「予想以上に生活費がかかってしまった…」という事態を避けるようにしましょう。例えば、雪国の場合、冬は暖房代などが高額になる可能性があるので注意が必要です。

近くに病院や診療所があるかどうかも把握しておきましょう。また、今の働き方で無理なく二拠点生活ができるかどうかも重要です。あまりにも距離がある場所だと、まとまった連休がなければそこに移動して暮らすことが難しくなります。

二拠点生活での職場を探せる各自治体のサイトを紹介

事前準備を十分に行わないとデメリットもある二拠点生活ですが、普段と違った場所で生活するという経験は、視野を大きく広げてくれるはずです。特に「どのように二拠点生活先での仕事を探せば良いか分からない」という人もいるはずです。ここでは、二拠点生活先での仕事を探せる東北地方+新潟のサイトを紹介しますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

青森県: あおもりサイドジョブセンターblank

秋田県:副業・兼業 | 秋田県プロフェッショナル人材戦略拠点blank

岩手県:シゴトバクラシバいわてblank

宮城県:ダブルワークみやぎblank

山形県:PARASUKUblank

福島県:福島県人材マッチングサイトblank

新潟県:ともるいblank

まとめ

この記事では、二拠点生活のメリットやデメリット、注意点などを解説しました。デメリットがあることを認識したうえで、しっかりと計画を立ててスタートすれば、きっと素晴らしい二拠点生活を体験できるでしょう。

※この記事は2024年10月現在の情報を基に作成しています。今後変更されることもありますので、あらかじめご留意ください。

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