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宮城県のデュアルライフ関連事業

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東北や新潟でも広がりを見せるデュアルライフ。受け入れ側の自治体では地域性を生かした独自の取り組みが増えています。今回は、宮城県の具体的な取り組みについてご紹介します。

宮城県の取り組みとして、副業・兼業人材のマッチングプロジェクトと、移住・定住をすすめるプロジェクトの2つをご紹介します。

1.副・兼みやぎマッチング促進プロジェクト

ダブルワークみやぎのサイトはこちらblank

「副・兼みやぎマッチング促進プロジェクト」は、宮城県内企業との副業・兼業のマッチングだけではなく、デュアルライフも目的として据えられている取り組み。副業や兼業のマッチングサイトからの求人状況も分かり、オンライン面接等含め、最終的な内定までリモートによる対応が可能なため、本業が忙しいという人にもおすすめです。

宮城県では人材不足の解消と、経営課題を解決する人材確保による県内企業の継続的な発展を目指すため、県内企業と首都圏等の副業・兼業人材のマッチングを始めています。

県外に居住する副業・兼業人材の活用を促進することで、県内企業における経営基盤の強化を図り、首都圏人材と本県との接点を契機に「移住・定住」や「デュアルライフ」へ繋げていく狙いがあります。

●副業・兼業人材活用セミナーを開催!

宮城県内の企業様へ、副業・兼業人材活用のメリットや、実際の企業の事例や経験談を紹介し、新たな人材確保、企業の課題解決に向けたヒントを提供したほか、弁護士・社会保険労務士から副業人材を迎える際に注意しておきたいポイントなどの情報も提供し、企業の利用促進を狙いとしたセミナーを開催しました。

●副業・兼業マッチングサイト「ダブルワークみやぎ」を開設!

副業・兼業マッチングサイト「ダブルワークみやぎ」を開設し、人材を求める希望事業者が「課題」を「求人」として掲載。運営事務局が課題をヒアリングすることでプロジェクト化を行うほか、求人原稿のフォローアップ、両者の面談などをサポートしています。

副業・兼業の希望者は、サイトに掲載された求人に応募し、エントリーシートの記入、事業者とのWeb面談を経て、採用可否の連絡をもらうという流れ。採用になった場合は、課題を解決することで報酬を得るという仕組みです。

今後も、各種セミナーを実施することで、副業・兼業人材の活用メリットや好事例の紹介を通じ、県内企業の副業・兼業に対する意識の機運醸成を図ると同時に、副業・兼業マッチングサイト「ダブルワークみやぎ」により、首都圏等の副業・兼業人材と県内企業のマッチングを促進、県内企業の経営基盤の強化と、本県との接点を契機にした「移住・定住」や「デュアルライフ」へ繋げていきます。

2024年1月末現在、マッチングサイトの求人件数は65件、うち34件がマッチング!

市町村や内容の幅も広がりつつあります。

2. 移住・定住推進事業

みやぎ移住・交流ガイドのサイトはこちらblank

移住・定住を促進するプロジェクトを中心としたサイトですが、デュアルライフを始めたいと考える人たちにとっても、地域との交流が図れるという点で活用できる取り組みです。まずは宮城県の魅力に触れてみたいという方にもおすすめです。

県内の人手不足対策や東京圏への過度な人口集中の是正を目的とし、宮城県では全国から県内への移住・定住者を募集しています。本格的に移住を考えている人はもちろん、宮城県とつながりを持ちたいという方をつなぐ場として、ウェブサイト「みやぎ移住・交流ガイド」を2015年に開設しました。

●相談窓口の設置

移住やデュアルライフなどの総合的な移住関連相談窓口として、2016年7月から東京交通会館のふるさと回帰支援センター内に「みやぎ移住サポートセンター」を設置しています。

●専用サイトの開設

「みやぎ移住・交流ガイド」のサイトでは、宮城県にかかわるきっかけとなるコンテンツ、移住に至るまでのイメージをより具体的に持ってもらうためのコンテンツなどを用意。

サイト内では、宮城県の魅力、エリア、アクセスの情報、移住・定住の流れなどを具体的に掲載、企業情報や求人情報も提供するほか、起業支援なども行っています。

市町村の相談窓口、様々な支援制度も掲載し、移住・定住に関するあらゆる情報を網羅しています。

「移住体験ツアー」への参加や地域交流の相談は、デュアルライフ検討者にも利用できる内容です。

●移住イベントの開催

コロナ禍の影響により、2020年度から2022年度までオンライン開催としていた県内全市町村参加型の移住イベントについて、2023年11月に「みやぎ移住・交流フェア」と題し、東京交通会館にて初の会場開催を実現。県内全市町村や関係団体が相談ブースを出展したほか、先輩移住者のセミナー、ワークショップ、マルシェなどを企画。宮城県で生活するイメージを持ってもらえるイベントになりました。

2022年度の年間相談件数は1,700件、2023年度は昨年度を上回る勢いで相談件数が寄せられている状況です。

また、東京の移住相談窓口(みやぎ移住サポートセンター、みやぎIJUターン就職支援オフィス)を通じた移住者の実績としては以下のように、年々移住を検討している人が増加しています。

2022年度117組152人

2021年度109組136人

2020年度94組109人

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