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二拠点生活(デュアルライフ)に向いている仕事を紹介!メリットや補助金も解説
ふたつの地域に生活の拠点を持つ二拠点生活(デュアルライフ)が注目を集めていますが、デュアルライフに向いている仕事にはどのようなものがあるのでしょうか。向いている仕事を知ることによって、デュアルライフのためにどのような職業や働き方を選べば良いのかが分かるでしょう。この記事では、デュアルライフに向いている仕事や、働きながらデュアルライフを送るメリット・デメリットについて解説します。
二拠点生活(デュアルライフ)に向いている仕事
リモートワークが可能な仕事であれば働く場所は自由なため、デュアルライフに向いているといえます。会社員であってもリモートワークができる職場なら、土日だけではなく仕事がある日でも、二拠点目で過ごすことが可能です。
リモートワークができる仕事
リモートワークが可能な仕事であれば働く場所は自由なため、デュアルライフに向いているといえます。会社員であってもリモートワークができる職場なら、土日だけではなく仕事がある日でも、二拠点目で過ごすことが可能です。
コロナ禍をきっかけにリモートワークは一般的になりました。最近ではリモートの営業職なども存在します。しかし、二拠点目でリモートワークをする際に気を付けたいのは、職場の許可を得てから行うということです。無断で行うと、就業規則に違反してしまう恐れがあります。「二拠点目でリモートワークを行って良い」という許可をもらってから開始しましょう。
※リモートで働きながらデュアルライフを長年続けている人もいます。
約20年前からリモートワークを継続中・家族と過ごす時間が、毎日を豊かに。|デュアルライフ東北・新潟
Web系のフリーランス
会社に所属していないSE(システムエンジニア)やプログラマーであれば、場所に縛られずに働けるため、デュアルライフに向いているでしょう。フリーランスであれば、二拠点目で仕事をする許可を得る必要もありません。パソコンとインターネット環境さえあれば、すぐにでもデュアルライフをしながら働けます。
ミーティングなどを行う場合であっても、ZoomやGoogle Meetなどのツールを活用すれば、二拠点目から問題なく参加できるでしょう。
Web系のフリーランスは自由度が高いこともあり、デュアルライフに向いていますが、労働基準法の適用外となり、不安定な雇用形態である点には注意が必要です。 また、地方は都心に比べてネット環境が良くない場合もあるため、事前にしっかりとチェックしておくようにしましょう。
オンライン講師
オンラインで講義を行うオンライン講師は働く場所を選ばないため、デュアルライフに向いている仕事だといえるでしょう。パソコンとインターネット環境は必須ですが、それ以外に揃えなければならないものはあまりなく、少ない初期費用で仕事を始められる点も魅力です。基本的に教員免許も必要ありません。
オンライン講義には、児童生徒を対象に講義を行うものと、社会人を対象にしたものがあります。オンライン講師になるには、家庭教師派遣会社に登録し、講習会への参加を経て案件を紹介されるという流れが一般的です。「オンラインの家庭教師」といったほうが分かりやすいかも知れません。講義では、相手のレベルに合わせてマンツーマンで指導を行います。
業務の中心は講義を行うことですが、教材や指導計画を作らなければならない場合もあるため、講義の時間だけが業務というわけではありません。 オンラインとはいえ、相手とコミュニケーションをとりながら進める仕事のため、人と話すのが好きな人に向いているでしょう。
作家・ライター・デザイナー
作家やライター、デザイナーという仕事は、基本的に場所を選ばない仕事なため、デュアルライフに向いています。パソコンさえあれば、どこでも仕事ができます。
実際にデュアルライフを行っている作家やライター、デザイナーも少なくありません。
※新潟と岡山でデュアルライフをしているデザイナーの記事はこちらから。
副業人材が、つながり続ける大切な仲間に|デュアルライフ東北・新潟
ただし、作家やライター、デザイナーはフリーランスである場合が多く、収入が不安定であることは否めません。収入が一気に減るとデュアルライフの負担が重くなる恐れがあるため、その点には注意が必要です。
仕事をしながら二拠点生活(デュアルライフ)を送るメリット
ここでは、仕事をしながらデュアルライフを送るメリットについて解説します。メリットを把握することで、本当に仕事をしながらデュアルライフを送るべきかどうか決断しやすくなるでしょう。
経済的な負担が軽減される
デュアルライフをしながら働けば、収入が増えます。収入が増えれば、住宅費や交通費などのランニングコストの負担が軽減され、二拠点での生活に余裕が生まれやすくなるでしょう。デュアルライフには住宅費や交通費のほか、二拠点での生活に必要な費用がかかるため、このメリットは無視できません。
お金の負担が軽減されれば「どこで二拠点生活を送るか」の選択肢が増えます。費用がかかることを理由に希望の地域でデュアルライフを送ることを諦めなくて済みます。 最終的に移住を検討している場合、デュアルライフをしながらお金を稼ぐという経験は、移住の予行練習になるはずです。完全移住後に仕事をしてみて「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、デュアルライフの段階で試してみるのも良いでしょう。
スキルの向上が期待できる
デュアルライフをしながら仕事をすれば、自分の持つスキルを高めることができます。都会で生活しているときだけではなく、二拠点目にいるときも仕事をすれば、スキルはおのずと高まっていくでしょう。
また、デュアルライフ用の副業として別の仕事を始めれば、新しいスキルを身に付けることが可能です。例えば、都会で通訳の仕事をしている人が二拠点目にいるときだけ英語のオンライン講師をやれば「人に分かりやすくものを教える」という新しいスキルを身に付けられます。
仕事をしながら二拠点生活(デュアルライフ)を送るデメリット
ここでは、仕事をしながらデュアルライフを送るデメリットについて解説します。デメリットをしっかりと把握することによって、自分が本当に働きながらデュアルライフをするべきなのか、冷静に判断できるでしょう。
二拠点生活(デュアルライフ)に疲れる場合がある
そもそも、移動を伴うデュアルライフは疲れやすいとされています。そこに仕事による肉体的・精神的な疲労が加わるため、人によってはかなり疲れてしまうでしょう。
疲れていれば二拠点目での生活を満喫できないため「田舎でのんびり過ごしたい」という気持ちが強い人は、仕事をしながらのデュアルライフに向いていないかもしれません。
二拠点目でも本業を継続しようと考えている人は、繁忙期は都会で過ごし、あまり忙しくない時期は二拠点目で過ごすという方法を検討しても良いでしょう。繁忙期でなければ、本業を続けながらのデュアルライフであっても疲労は軽減されるはずです。
都会と同じ環境で仕事ができない可能性がある
二拠点目では、都会と同じ環境で仕事ができるとは限りません。都会と同じように仕事ができると考えていると、ギャップに苦しむ恐れがあります。
例えば、二拠点目ではコンビニやスーパー、外食店が近くにあるとは限らず、食事は家で作るか、インスタント食品を活用しなければならないかもしれません。「仕事をしながら気軽に食事をとる」というのが難しくなってしまいます。
都会とのギャップに苦しまないためにも、事前にしっかりと調査し、二拠点目の環境で問題なく仕事ができるか把握しておくべきでしょう。
仕事をしながら二拠点生活(デュアルライフ)を送るポイント
ここでは、仕事をしながらデュアルライフを送るポイントについて解説します。実際にデュアルライフを始める際に、どのような点に注意すれば良いかが分かるでしょう。
インターネット環境に注意する
二拠点目のネット環境が都会と同水準とは限らないため、注意が必要です。
日本国内の光回線のカバー率は非常に高く、ほとんどの地域では問題なくネットを使うことができます。しかし、一部の離島や山間部はその限りではありません。また、仕事で格安スマホを使っている場合、地域によっては繋がりにくくなる恐れがあります。
二拠点目でネットワーク環境が必須の仕事をするのであれば、事前にネット環境をしっかりと調査しておきましょう。
二拠点生活(デュアルライフ)の補助金をチェックする
デュアルライフに使える補助金があるため、事前に内容を確認しておきましょう。いくつもの自治体がさまざまな補助金制度を設けています。
デュアルライフには交通費や住宅費だけでなく、寒冷地であれば冬の暖房代もかかります。補助金制度を積極的に活用し、経済的な負担を軽減しましょう。
しかし、補助金を受け取るためには定められた条件をクリアする必要があり、必ず受給できるわけではありません。デュアルライフを補助金ありきで考えるのは危険です。
都会にいるときと違った仕事を選ぶ
二拠点目に滞在している間は、副業として都会にいるときとは違った仕事をしても良いでしょう。都会にいるときとは違った仕事をすることで、キャリアの幅が広がる可能性もあります。
二拠点先での副業探しは、便利なマッチングサイトを活用するのがおすすめです。ひとつのサイトでいろいろな副業を探せるだけでなく、副業経験者のインタビューなどが読めるサイトもあります。
ここでは、東北6県 + 新潟の副業支援系サイトを紹介します。少しでも興味のある人は、ぜひアクセスしてみてください。
青森県: あおもりサイドジョブセンター
秋田県:副業・兼業 | 秋田県プロフェッショナル人材戦略拠点
岩手県:シゴトバクラシバいわて
宮城県:ダブルワークみやぎ
山形県:PARASUKU
福島県:福島県人材マッチングサイト
新潟県:ともるい
まとめ
この記事では、デュアルライフに向いている仕事や、働きながらデュアルライフを送るメリット・デメリットについて解説しました。デュアルライフは決して仕事を長時間しながら生活しなくてはならないものではありません。「自分にはどのようなスタイルが合っているのか」をよく考え、決断するようにしましょう。
※この記事は2024年12月現在の情報を基に作成しています。 今後変更されることもありますので、ご留意ください。