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副業のよくある質問に回答!新しい働き方を目指すコツ

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近年、副業に挑戦する方が増えています。時代の変化に合わせて本業以外に働く選択肢を増やすと様々な可能性が広がりますが、副業を行うにあたって疑問点を抱えている方も多いでしょう。今回は副業のよくある質問への回答やメリット・デメリットを紹介します。副業を通じて新たな働き方やライフプランの変化を見出しましょう。

副業に関してよくある5つの質問に回答

ここからは副業を検討する方が抱える質問に回答します。これから副業に挑戦する場合、本業との兼ね合いや仕事の探し方に悩みます。よくある質問を確認し、副業スタートに見通しを持ちましょう。

本業の会社で副業が認められているかは就業規則の確認や人事部での確認が必要です。入社時に配布された就業規則に、副業の是非が記載されていることがあります。就業規則に記載がない場合は人事部や総務部など、雇用条件を扱う部署に相談しましょう。

副業には様々な選択肢がありますが、代表的な仕事として下記があげられます。

・プログラミング

・デザイナー

・設計

・コンサルティング

・プロフェッショナル人材(財務や人事など)

副業の選び方としては本業で培ったスキルを応用して活かすこと、もしくは新たにスキルを獲得し、隙間時間でできることが挙げられます。

例えば、本業でプログラマーとして働いている場合、副業で土日に単発の仕事を行う方法があります。また普段マーケティング部署に所属している場合、自身が培ったノウハウを活かし、スポットでコンサルティングの仕事を行う方法もあるでしょう。

仕事を探す方法として、クラウドソーシングサイトやフリーランス・副業専用の転職エージェントが挙げられます。クラウドソーシングサイトでは「ひとつのプロジェクトあたり〇〇円」と、スポットで仕事を引き受けられます。 しかし、案件によっては報酬が低い、トラブル時に自分で対応が必要など、使いにくい可能性があります。仕事探しが初めての場合や確実に仕事を受注したい場合は、フリーランスや副業専用の転職エージェント、もしくはプラットフォームの利用がおすすめです。業者によっては対面かつ自身の要望を伝えながら仕事探しが行えます。特に、地方での副業・兼業を検討中の方は自治体に問い合わせる方法や、都市と地方の両方に拠点を構えるデュアルライフのようにエリアに特化した会社の活用がおすすめです。

地方での生活は副業での収入を安定させ、かつ生活基盤を入念に整える必要があるでしょう。移住先がゆかりのない地域の場合、まず風土への理解が欠かせません。スキルがあったとしてもエリアでの需要がなく、地元の方から受け入れられないようでは長く続かないでしょう。

副業を収入の柱としながら地方移住する場合、移住体制を整えている自治体や副業・兼業人材を募集している自治体を選択すると、スムーズに移住が行えます。副業・兼業人材を自治体規模で募集している場合、補助金がある、住居の確保サポートを行ってもらえる、などが期待できます。  

副業で得た収入によっては本業の会社に知られる可能性もあるでしょう。1年間に副業で得た所得金額が20万円以上の場合、会社の年末調整と自身で行う確定申告で算出される住民税の額が変化するため、副業していることが知られる可能性が高くなります。副業と確定申告の質問はよくあるものの一つです。

【副業の疑問を解消】副業のメリットは3つ

ここからは副業のメリットを解説します。副業においては収入アップはもちろん、スキルをより広い範囲で活かし、新たなキャリアステージの発掘につながるでしょう。

本業にプラスして新たな副業の収入アップを検討する方は副業がおすすめです。生活費の補填だけでなく、スキルアップに必要な資金を用意したい場合も副業が役立つでしょう。例えば「将来的に個人事業主として活躍したいので、開業にかかるセミナーに長期で参加したい」「必要な資格取得のスクールに通う金額を稼ぎたい」といったことが可能です。副業で得た収入で自己投資を行い、キャリアアップに役立てられます。

サラリーマンとして働いてきた経験が豊富な場合、獲得しているスキルが多くあります。そのスキルを会社の中という狭い範囲で活かすのではなく、社会や地域などで活かせる魅力が副業にはあります。現在の仕事で物足りなさを感じている方や自分の力をより広い範囲で試したいと考える場合、副業がおすすめです。

これまでサラリーマンとしてだけ働いてきた方が副業を始めると、新しい働き方に出会えます。副業を通じて新たな人間関係構築や適職発見につながることもあるでしょう。ただ一社で働くだけでなく、自分の強みやスキルをピンポイントで活かせる働き方ができると仕事への意欲が高まり、かつ居住地を変えてストレスフリーに働くことも可能になるでしょう。

【副業の疑問を解消】副業のデメリットは3つ

ここからは副業のデメリットを3つ紹介します。副業は収入が安定するまで期間を要すこと、事前準備を行わなければ負担が大きくなることが課題です。

副業はスポットでの働き方になるため、本業のスケジュールや案件の入り具合によって収入が安定しない可能性があります。企業のコンサルティングやアドバイザー等の場合、月額料金で契約するケースが多くありますが、プログラミングやデザイナーなどは単発案件が多い傾向にあります。長く付き合える取引先が見つかるまでは月々の収入が不安定でストレスを抱える可能性もあるでしょう。

副業は本業以外に収入が発生するため、稼いだ金額によっては確定申告や収支資料の作成が必要です。確定申告では「副業でどれだけ稼いだか」「どれぐらい経費を使ったか」など、動いたお金の仕訳が欠かせません。そのため、確定申告直前になると書類作成に煩わしさを感じる可能性があります。

特に、1年目の場合は作業内容が不明瞭なため確定申告が難しく感じることもあるでしょう。確定申告は管轄の税務署のサポートを受けながら進める方法がおすすめです。

副業はやみくもに始めるのではなく、どれくらいの時間を使うか、どれくらいの期間続けるかなど見通しを持ちましょう。勢いで進めると失敗して経費がかさみ、かつ時間だけ消費する可能性があります。

副業を始める際に知りたい3つのポイント

ここからは副業を始めるにあたって知っておきたい3つのポイントを紹介します。目的や収入金額、副業の探し方に見通しを持ち行動に移しましょう。

なぜ副業するかを今一度確認しましょう。収入を得るためだけでなく「将来食べていきたい仕事がある」「地元に帰ってのんびりと働きたい」など、明確な理由を挙げるとゴールまでの道筋を描きやすく、行動に見通しが持てます。         

副業でどれくらいの収入を得たいかも事前に決めましょう。1年や1ヶ月など、期間を決めて設定すると毎月どれぐらい稼働すべきかが分かります。金額が決まると稼働時間や報酬の金額設定も分かるため、仕事の受注ペースに見通しが持てます。また、収入の設定は相場の把握や安請け合い防止にも重要な要素です。

副業を探す方法も重要です。本業でのご縁を使い仕事を広げる、クラウドソーシングサイトを利用する、自分で営業メールを送信するなど、様々な方法が挙げられますが効率的かつ無理なく行える方法を選択しましょう。営業活動のノウハウがある場合は自身で行うことも可能ですが、難しい場合はプラットフォームの活用がおすすめです。

まとめ

2018年の副業解禁以来、副業へのハードルが下がり誰もが挑戦しやすい時代になりました。しかし、副業は注意点を押さえなければ思ったように進められない可能性があります。特に、生涯働ける仕事として副業を考えている場合、先々までの見通しを持った計画が重要です。自分が何のために副業するのか、いつまでにどれぐらい稼ぎたいのかを具体的にイメージし、副業開始に向けて行動を起こしましょう。

「デュアルライフ東北・新潟」では、副業や二拠点生活に関するさまざまな情報や体験談をご紹介しています。多様なキャリア形成やライフスタイルに触れられるきっかけとして、ぜひご活用ください。

※この記事は2024年2月現在の情報を基に作成しています。今後変更されることもありますので、ご留意ください。

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