ここからは在宅でできる副業を選ぶ際におさえておきたい3つのポイントを紹介します。日々の貴重な時間を割いてチャレンジしてみる仕事が副業です。本業ではないからこそ気持ちよく働けるためのポイントをしっかりとおさえておきましょう。

副業をする目的に合わせて選ぶ

ひとつめのポイントは、副業を始める際に掲げた目的に合うような仕事を選ぶことです。副業をしようと思い立った時、いつかは本業以上に稼ぎたいのか、逆にお小遣い程度を稼ぎたいかなど、掲げた目的によって選ぶ仕事の内容や作業にかける時間は変わってきます。もし、副業を通して本業をスキルアップしたい場合や、今後キャリアアップしたい場合は、仕事内容も精査した方が良いでしょう。

在宅でできるかどうかももちろん重要ですが、掲げた目的によって副業の種類を変えてみるのも良いかもしれません。

リスクの少ない副業から始める

副業は本業ではないからこそ、かける時間や初期費用に対して慎重になりましょう。例えば、投資のように大きな損失が出るようなリスクの高い副業は避けて、スキマ時間でできるようなリスクの少ない、ちょっとした作業から試すことをおすすめします。

また、副業を始めたばかりの時期であれば、本業や生活とのバランスを保つために苦労しがちです。はじめから焦って多くの副業に手を出すのではなく、副業以外の日常生活に支障をきたさず、時間確保ができるようになってから他の副業も試していきましょう。

自分のスキルに合った副業を探す

副業は日々の生活の中で必ずしなければいけないことではありません。そのため、自分の仕事スタイルやスキル・経験に合った副業を選ぶことが重要です。高単価、短時間で作業が完結できそう、と安易に仕事を決めるのではなく、まずは長く続けられる副業かどうかをじっくりと見極めることから始めましょう。興味のない仕事を副業で続けようと思っても、長続きしない可能性が高いかもしれません。

在宅での副業を始めたい場合、どのようにして案件を獲得していけば良いのでしょうか。ここからは在宅でできる副業を効率的に探すためのおすすめプラットフォームを紹介します。

クラウドソーシングサービス

「クラウドワークス」や「ランサーズ」など、クライアントと求職者をマッチングさせるプラットフォームとして、クラウドソーシングサービスの活用がおすすめです。クライアント数の豊富さや募集されている仕事内容の豊富さが魅力であり、仕事をクラウドソーシングしているからこそ在宅でできるような仕事が多く公募されています。

未経験だとしても応募可能であるため、副業を始めたいと思えばすぐに応募できます。また、オンラインサービスであるからこそ、仕事をオンラインで完結できる案件が多数掲載されている点が特徴です。副業を始めたばかりのころは、成約できる案件の単価が安い傾向にありますが、経験を積めば単価アップも見込めるため、長く続けたい人にはおすすめです。

スキル販売サービス

「ビザスク」や「ココナラ」など、いままで培ったスキルに対して報酬が支払われるようなプラットフォームをスキル販売サービスと呼びます。提供したいスキルを自己紹介とともに公開して、スキルを必要としているクライアントに選んでもらい案件を獲得できるような形態のサービスです。

このサービスは、仕事が休みの日や仕事終わりの時間などスキマ時間を使ってスキルを提供できたり、自分の得意分野を商品として副業を始められたり、案件獲得と作業に関する自由度の高さが魅力的です。しかし、自分の培ったスキルを魅力的に伝えるための言語化やセルフブランディングをする必要があります。アピール上手にならなければ思ったような案件獲得ができないため、積極的に活動することを求められると覚えておきましょう。

副業専門のマッチングサイト

副業に特化した案件紹介サービスです。副業専門のマッチングサイトのため、希望の仕事を探しやすく、また、それぞれのサイトが「コンサルティング」・「クリエイティブ系」など専門性に特化しているため、成約後のミスマッチが起きづらい点がおすすめポイントです。

クラウドソーシングサービスやスキル販売より専門性の高さを謳っている分、高単価な傾向があります。また、応募している地域や企業規模に幅があるため、案件の種類も豊富で、これから副業を始めてみようと考えている方はチェックしてみるのも良いでしょう。

フリーランス向けマッチングエージェント

近年、副業の人気が高くなっていることに連動して、フリーランス向けのマッチングエージェントも急激に増加しているようです。紹介される案件は、副業向けの稼働率の低い案件だとしても、他のプラットフォームよりも、難易度と報酬は高くなる傾向です。

ただ、急激にエージェント数が増えているため、案件打診してもらえるエージェントの質にばらつきがあります。そのため、トラブルなく副業をしたい場合は、メールや電話のやり取りがしっかりしている大手のエージェントがおすすめです。

ここからは在宅でおすすめの副業について6つ紹介します。自分がやってみたい副業は何か見つけるための材料にしてもらえれば幸いです。

Webライター

Webライターは企業が運営しているWebサイトに掲載する記事を執筆する仕事です。パソコンで文章を入力することが苦にならない人や日頃からWebコンテンツを読むことが好きな人であれば、初心者からでも始めやすい点がおすすめポイントです。

しかし、未経験の場合案件の単価が安い傾向にあるため、しっかりと稼ぐためには複数案件を抱えてこなさなければなりません。

バックオフィス業務

経理をはじめとしたバックオフィス業務の一部を外部委託する企業が近年増えています。基本的なパソコンスキルがあれば作業できるため、副業として参入するハードルは低い傾向にあります。簿記などの専門知識やパソコンスキルによっては高収入も期待できるため、人気の高い副業案件です。

データ入力

データ入力は、自宅にパソコンがあれば誰でもできる簡単な副業であり、スキマ時間を活用して自宅で行える代表的な副業です。顧客情報やアンケート結果などのデータを、ExcelやWordなど企業に指定されたフォーマットに入力することが主な業務であり、単純作業が多いため特別なスキルは必要ありません。初めて副業する人におすすめの作業です。

翻訳

翻訳は英語や中国語など語学に堪能な場合はおすすめです。翻訳は映画の字幕や書籍だけではなく、輸入製品の取扱説明書や動画の翻訳作業など多岐にわたります。基本的には英語を使った翻訳の仕事が多いですが、複数言語を活用できるなど高度なスキルを要していれば高確率で案件を受託できます。

オンラインサロン運営

近年耳にすることが増えてきたオンラインサロンですが、オンラインサロンを簡単に表現すると、何かしらの情報を提供するコミュニティやファンクラブサイトのようなものを指します。オンラインサロン運営においては、収益はサロンメンバーから得られる会費です。サロンをお気に入り登録した会員の人数によって収益は大きく変わるため、会員を集めるためには有益な情報の提供が必要です。

プログラマー・エンジニア

プログラマーやエンジニアは、プログラミングスキルがある場合におすすめの副業です。特に、本業でもプログラマーであれば、スキルアップにもつながります。

PCと開発環境があれば作業ができるため、場所や時間に縛られることも少なく、土日だけ在宅で副業として取り組める点がおすすめポイントです。

この記事では在宅で副業するために、副業を選ぶ際のポイントや副業を始める際に活用できるプラットフォーム、そしておすすめの副業について紹介しました。これから副業を始めるからこそ、最初に掲げた副業の目的やリスクの取り方、スキルの活かし方を基準に副業を選ぶと良いでしょう。

また、副業案件を獲得するために活用できるプラットフォームでは、プラットフォームごとに特長や特色があるため2〜3サイトに登録することをおすすめします。

「デュアルライフ東北・新潟」では、副業や二拠点生活に関するさまざまな情報や体験談をご紹介しています。多様なキャリア形成やライフスタイルに触れられるきっかけとして、ぜひご活用ください。

※この記事は2024年2月現在の情報を基に作成しています。 今後変更されることもありますので、ご留意ください。